古今輪風@自転車ふぁん

わからない事だらけのレストア&メンテナンス備忘録

リムの凹み(其の2)

National ラスコルサ ヌーボ

そのままでは使えない(使いたくない)くらい、縦に凹んでいた後輪のリム。

最深部は約4m程で目立った打痕は見当たらない。リム打ちなのか元々の精度が外れなのかわかりませんが、出来るだけやってみます。

目印のマジックは凹みの深さ、Vマークは修正の起点で、この間をハンマーで外に叩いて戻す算段。ニップルは全て全開に緩めて叩く位置の4H分はスポークも抜きました。後で思えば、逆側のニップルは固定する程度には締めておけば良かったかも。

布で当てものをして、なるべく穴の部分は叩かずにガンガン。

まずまず良い具合に修正できた?

しっかり組んだ状態で1mmないくらいには整って、この1mm分は僅かにピョコンとしますが全体的には綺麗に回っているし、これならたぶん大丈夫。何よりスポークテンションに大きな偏りが無くなったから良かった。もちろん様子を見ながらになりますが、とりあえずはこれでいく。