古今輪風@自転車ふぁん

わからない事だらけのレストア&メンテナンス備忘録

凹ませ気味の蓋

古いサンシンのハブ。良く見るやつです。

その蓋のお話し。あまり気にせずに何か差し込んでパカッと外すと大体グニャッと歪みます。まぁそれでも機能的には支障ありませんが、出来れば綺麗なままがよくて

何度もやってる(歪ませている)から、最近はこんな感じ。

先の尖ったピンセットを奥の縁に引っ掛けて、表側の負荷がかかるところは平たい何か(今回は板ヤスリ)で受けて、テコの原理で持ち上げます。

まぁ、それでもミスる時はあって歪ませますが、極力注意した方が幸せなところですφ(.. )

ホイール積んで

晴天の休日

凹んでいたホイールの話をしていたら、眠っている使わない銀リムがあると聞いたのでありがたく引き取ってきました♪

マビックの定番リム(当時)でチューブラーでした。ハトメはだいぶ錆びてるけど、ハブはシマノ600で触った感じでは悪くなさそう。使うかどうかはおいといて、最近久々にホイール弄ってるし、オールドツーリングにチューブラーも悪くないかな…などと妄想して(笑

ありがとうございました<(_ _)>

リアハブの分解洗浄

National ラスコルサ ヌーボ

リアハブのメンテナンス。

灯油&真鍮ブラシで綺麗にしました。

回した感じではフロントに比べ圧倒的にゴリゴリしてなくて、グリス入ってるかな?って思ってたけど、グリスは沢山入っててそこまで固くなっていませんでした。

フロント同様、シンプルなパーツ構成。

全部外しました。

綺麗になりました。コーンの当たりも綺麗に出ているし、不安はありませんが…

カップも綺麗です。

在庫整理(笑)

たぶん使い切らない宝箱から、リアはサンシンプロフェッショナルのコーンを使います。そしてボールもG3等級ものに交換。フロントで使ったジャイロマスターは0.5mm程深く入ったのでワッシャーで調整しましたが、

ノーマルコーンでのO.L.D.は127.7mm

プロフェッショナルだと125.8mm

両側で2mm(片側で約1mm)深く入りました。

ただ、フレーム側の実寸が126.6mmなので、むしろ丁度良くなったからリアはこのまま使います。

追加で灯油&真鍮ブラシ磨きをかけてリアハブも作業終了♪

回転は、フロントよりも今どきな回り方でシュルーってよりヌルーって感じ?(笑)に仕上がった気がするけど、それが良いのか悪いのか、コーンとボールの効果なのかは一生解りません( -_-)o

後輪の振れ取りとセンター出し

National ラスコルサ ヌーボ

ボスフリーの蓋を凹ませ、リムは元々凹んでいて、色々スムーズに進まず気持ちも凹み気味なラスコルサの後輪。私は本来ハブから作業するのですが、そもそもリムを使うかわからなかったのでリムを整えてから組んでみて、とりあえず使えそうなのを確認してから漸くリアハブのメンテナンス。

その前にフレ取り作業の前段の様子で、ハブの中央にセンターの印を刻みました。ロックナット両端の寸法は127.7mm。126mmと思っていたので、だいぶ広いな(-。-;)

その半分の63.8mmでノギスを固定して

ロックしたノギスの片側をロックナットに当てて、反対側でハブのセンターに傷をつけます。組んだままだとノギスをあてられる角度によって中心に付けられないので、場合によっては両方から行ってその中心にマジックで印をつけます。

何となくの感覚で仮組したけど、今回は1mm位まで寄せられていてココからスタート。

リムの対角線上に細いミシン糸を貼ってハブ中央に付けた印と合わせ、糸がハブの印に乗っていればセンターが出ているってシンプルな方法。しっかり組めばそうそう振れは出ない、ましてセンターはずれないのでそう何度もする作業ではありませんが、傷(印)はずっと使えるし、安価な振れ取り台は外す度にアームが微妙にずれるのでこの方法が一番ノンストレス。

リムの凹み(其の2)

National ラスコルサ ヌーボ

そのままでは使えない(使いたくない)くらい、縦に凹んでいた後輪のリム。

最深部は約4m程で目立った打痕は見当たらない。リム打ちなのか元々の精度が外れなのかわかりませんが、出来るだけやってみます。

目印のマジックは凹みの深さ、Vマークは修正の起点で、この間をハンマーで外に叩いて戻す算段。ニップルは全て全開に緩めて叩く位置の4H分はスポークも抜きました。後で思えば、逆側のニップルは固定する程度には締めておけば良かったかも。

布で当てものをして、なるべく穴の部分は叩かずにガンガン。

まずまず良い具合に修正できた?

しっかり組んだ状態で1mmないくらいには整って、この1mm分は僅かにピョコンとしますが全体的には綺麗に回っているし、これならたぶん大丈夫。何よりスポークテンションに大きな偏りが無くなったから良かった。もちろん様子を見ながらになりますが、とりあえずはこれでいく。

リムの凹み

National ラスコルサ ヌーボ

ボスフリーを外してメンテナンスを始めたラスコルサの後輪。一見綺麗に回りそうな雰囲気でしたが、よくよくみると…

7割このあたり(縦)

一カ所だけ局所的に内に入ってました(-。-;)

組んである状態だと凹みはかなり局所的な感じでしたが、ニップルを全部緩めてみると全体の5分の1位かけて内に入ってて、そのうちスポーク穴(36H)2個分位が最深部。

頑張って組んであって局所の凹なので低空気圧の28~32cなら場合によってはそれほど気にならないかもしれませんが、組むのも大変そうだし、私の腕じゃーまずバランス良くは組めないし…

叩いてみるか( -_-)o

ニューウイナーの蓋

National ラスコルサ ヌーボ

久々にさわるボスフリー。そして早速痛い失敗話し(笑

外したのはサンツアーニューウイナー。超有名なボスフリーだけど、実は初めてだった(後日談)

一時期、本当に嵌まったこの時代の国産ボスフリー。サンツアーとシマノですが、大好きなパーフェクトから最上位ウイナープロ、シマノだと普及品のMF-Z012から最上位MF-7400(DURA-ACE)まで、たぶんメジャーなところだとこのニューウイナー以外は全部やってる。

今でも大好きなサンツアーの超メジャーなボスフリー、ニューウイナー。たぶんこれだけ外蓋の仕組みが違ってダブルナット方式(らしい、今回知りました)。よく見れば緩める方向は書いてあったのに、にわか知識で逆ネジ(正解は正ネジ)と決めつけて作業してだいぶ痛めてしまった(T_T)

おごりまんしん。

当時の国産ボスフリーは勝手知ったるものとなんの疑いも持たずに作業して気付いた。幸い壊す前に気付いて破損には至らず。だいぶ凹ませましたが裏面にダメージは届いてなくて使えますが、見た目は…

勉強になりました☆彡